旅情を詠む中山道と 恵那の栗きんとん味わいウォーキング

昨日あたりからずいぶん涼しくなってきました。それにしても今年の夏は酷暑の夏で、10月になっても台風が2個も上陸という異常な夏でした。もう日本も四季がなくなって東南アジアのような気候になってきたんでしょうか。

とにかく、やっとウォーキングにはいい季節になってきたということで、今週は、中央線武並から恵那までの約10.9km、中山道を歩くコースです。このブログに書き始めてからも2度歩いているコースです。

さわやかウォーキング=古の旅情を詠む中山道と恵那シクラメンまつり – @半径とことこ60分

さわやかウォーキング=古の旅情を詠む中山道と恵那まちなか市 – @半径とことこ60分

今日歩く中山道のイラストが武並駅にありました。左下が武並駅、まずは藤村高札場に向かいます。 

しばらくは武並駅から名古屋方面に戻ります。雲は多めです。

田園風景がきれいです。

藤村高札場です。大きさは当時と同じようです。

三社燈籠、菊の紋が刻まれています。由来はよくわかりません。

ウォーキングは大湫宿から大井宿、京都から東京方面に向かっていますが、逆からきますと、「これより西、十三峠」という標識があります。多くの坂があり、まとめて十三峠というそうで、そのひとつでしょう。この後、いくつも坂の標識があります。

新しいものだと思いますが石畳があります。

岩が牡丹の花のような「紅坂のぼたん岩」です。

「紅坂の一里塚」

もっとすすきがきれいだった印象がある場所ですが、セイダカアワダチソウが侵食してきているんでしょうか。

「妻の神」? 奥に小さな祠があります。何なんでしょう? 調べてもよくわかりません。

山道を歩いてきて、ふわっと視界が広がりますとほっとします。

四ツ谷休憩所とあり、近くの集落の人たちでしょうか、五平餅や豚汁を振る舞っていらっしゃいました。来る度に大掛かりになっているんじゃないでしょうか。

「乱れ坂」裾も乱れる急な坂ということでしょう。

「首なし地蔵」なんてものがありました。

「姫御殿跡」和宮がここで休んだという伝説があると、ボランティアのガイドさんが話されていました。

「右 西京 大坂 左 伊勢 名古屋」

ウォーキングは逆からきていますが、東京方面からきますと、京都と名古屋や伊勢への分かれ道になる「槙ヶ根追分」、中山道が「上街道」、伊勢へ向かう道が「下街道」です。

「西行の森」春にきますと、桜百選の園としてきれいなんですが、今は荒れていますね。この一帯は公園ではないかと思いますが、管理はどうなっているんでしょう。

芭蕉の句碑があります。「西行の わらじもかかれ 松の露」ここで詠まれた句ではないようです。

「西行塚」展望台がありますが、生い茂る木々で展望できません(笑)。

東京方面からきますと、ここから「十三峠」の標識です。

山道を抜けて、間もなく大井宿(恵那)です。正面、JRを横切ります。

街道っぽい印象の街並みです。

「中野村庄屋の家」立派な家ですね。史跡になっているんでしょうか。

今年も「恵那まちなか市」をやっています。手作り感があっていいですね。

毎回梅干しを買っています。

梅の花見~手作り無添加梅干し「土助梅園」 恵那市明智町 – 『元気が出る梅干し』自家梅園・自家製梅干し

栗きんとんの「寿や」です。

恵那駅が見えてきました。

なんと帰りの電車は4両、混み合いました。いつも不思議に思うのですが、ガラガラの10両もあれば、ギュウギュウ詰めの4両もあるといういう編成、何か理由があると思うのですが、何なんでしょう? JRに聞いてみたいですね。

土助梅園の梅

寿やの栗きんとんと干菓子です。

お疲れ様でした。