明治維新記念行事=11月3日が文化の日から明治の日に変わる!?

2018年が明治維新150年に当たるということで、安倍政権が記念事業をやるそうです。

「明治の日」制定の動き 維新150年で記念事業:朝日新聞デジタル

唐突な印象を受けたのですが、1968年にも「明治百年記念式典」をやっているんですね。

幕末の動乱から明治維新というのは、たとえば、NHK の大河でもこの時代をやっておけば視聴率に間違いはないというくらい、日本の歴史の中では、戦国時代とともに人気の高い時代です。

ただ、その後、明治政府が行った富国強兵などの政策は、後の国粋主義へと接続しているわけですので、「明治」という時代を単に憧憬の気持ちから、こうした明治時代賛美のような行為を受け入れていくのはまずいことだと思います。

実際、この記事にもある

自民党内の安倍晋三首相に近い議員からは、「明治の日」の制定を目指す動きが出始めた。

とあるのは、明らかに「日本会議」が目指していることと一致していますので、注意深く見ていく必要があります。「明治の日推進協議会」という組織がありますが、これ、「日本会議」の別働隊です。

この組織のフローガンは「11月3日を『明治の日』に!」ですよ。

11月3日って「文化の日」、現憲法が1946年に公布された日です。その日を「明治」の日にしようって、現憲法を否定して、明治憲法、つまり大日本国憲法を復活させようという意図を持っているということです。

もともと、11月3日は、「天長節」そして「明治節(明治天皇の誕生日)」であり、明治時代から終戦まで休日となっていたようで、なぜその日を現憲法公布の日としたのかはよく分かりませんが、今となっては因縁の日になってしまったようです。

「日本会議」というのは、その全身である「日本を守る会」が「元号法」制定でその力を発揮したり、「国旗国歌法」制定を推進したりと、草の根レベルの運動を得意とする団体で、たくさんの別働隊を持っているようです。

「明治の日」制定に向けて活発に活動しているということです。

日本会議の正体 (平凡社新書)

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