志布志市「うな子 UNAKO」動画発信は確信犯か? どちらにしても悪質。

鹿児島県志布志市が、9月20日に「UNAKO」というふるさと納税PR動画をYouTubeに公開しました。すでにかなり拡散されているようですし、炎上気味ですが、動画は未だ削除されていません。

(9/27)削除されていますね。下の動画もみられませんので、YouTubeで「うな子」や「UNAKO」で検索してください。

志布志市はうなぎの産地らしく、そのうなぎをスクール水着を着た中高生くらいの女性に擬人化した動画でふるさと納税をアピールしようとしたものですが、これがかなり気持ち悪いもので、まあとにかく見たいという方はこちらをどうぞ。


鹿児島県志布志市 ふるさと納税PR動画「UNAKO」

で、この動画のプレスリリースがこちらにあり、一部引用しますと、

この動画では、うなぎを擬人化し、志布志でうなぎが大切に育てられている様子を描いています。

物語は、真夏のプールで、一人の美少女と出会うところからスタート。彼女は画面(あなた)に向かって、「養って・・・」という刺激的な言葉を放ちます。驚きのラストもさることながら、上質でどこか懐かしさを感じる映像に、思わず見入ってしまう仕上がりとなっています。

あーあ、志布志市、やっちゃいましたね、ということなんですが、これ、考えてみれば、どの意味においても「確信犯」かも知れませんね。

行政ですから、この動画を公開するまでには、幾度も会議を重ね、仕上がったものについても担当者から市長まではいかないにしても担当部長くらいまでの決済は必要だったでしょう。

その間、スクール水着の女性に擬人化することや「養って」の言葉に問題はないかの検討がなされなかったということは考えられません。

であれば、この動画にどんな問題があるのだ! との自信を持って公開したとも考えられ、『思わず見入ってしまう仕上がり』などと自画自賛しているところなどはその現れでしょうし、逆に『「養って・・・」という刺激的な言葉』や『驚きのラスト』などと煽り言葉を使っているところなどは炎上商法とも考えられます。

まあどちらにしても悪質です。